コラム

【翼状片】について

翼状片は結膜組織が異常に増殖して、角膜に入り込んでしまう病気です。

見た目に影響が出てしまいますが、初期の段階では自覚できる症状はほとんどありません。

鏡で自分の目をしっかり見たり、他人に指摘されたりするまで気づかないというケースも存在します。

進行していくと乱視の原因のなるので、なるべく早期に発見したい病気です。

 

どんな病気?

翼状片は白目の部分である結膜組織が異常に増殖してしまい、黒目の部分である角膜に入り込んでしまう病気です。

黒目の左右から中心に向けて、翼のような形のように結膜組織が侵入してきます。

鼻側から侵入するパターンが多いですが、耳側から入り込んでくる場合もあります。

黒目に侵入した結膜組織は良性腫瘍であり、非常にゆっくりとした速度で進行していくのが特徴です。

 

症状と原因

翼状片の症状

翼状片の初期段階では症状はあまりありませんが、見た目に影響が出てしまいます。

特に気にならないというのなら問題ないのですが、黒目が欠けて見えるので人と目を合わせづらいという方もいます。

症状が進行してくと、発症した部分が盛り上がることで異物感が出てきますが痛みが出るわけではありません。

しかし、さらに症状が進むと眼球が歪むようになり、乱視によって視力の低下が起こります。

翼状片の原因

翼状片の原因ははっきり解明されていませんが、紫外線が要因の一つだとされています。

スポーツ選手や漁師といった普段から紫外線を多く浴びている方に多い傾向が見られます。

沖縄県でも翼状片になる方が多いのも特徴的です。

また、長年にわたるコンタクトレンズの着用も原因と考えられています。

 

治療方法

自覚症状がない場合では経過観察で済ますケースが一般的です。

異物感や充血があれば、症状を抑えるための目薬を用いることがあります。

しかし、薬によって翼状片を取り除くことはできません。

根本的に治療するためには手術が必要です。

手術は日帰りで受けることができ、時間も30分程度で終わります。

手術の難易度は高くありませんが、術後の再発率が高く、若い方ほど再発しやすい傾向が見られます。

どの段階で手術を行うかは医師と相談して慎重に決めることが必要です。

 

症状がなければ問題ないものの、治療するには手術が必要

翼状片は、初期段階では症状はあまり感じられませんが見た目が悪くなってしまう眼の病気です。

すぐに治療に取りかかる必要はないものの、病気が進行すると視力に影響が出てくるので、しっかり様子を見ることが求められます。

目薬によって症状は押さえられますが、翼状片を取り除くには手術をするしかありません。

日帰りで受けられますが再発率が高く、若い方ほど注意が必要な病気です。