コラム

冬はドライアイになりやすい

ドライアイとは?

ドライアイとは単に目が乾きやすいだけの体質のような物だと思っている人も多くいますが、れっきとした病気の一つと言えます。

目は常に涙に覆われており、それによって守られているのが正常な状態です。

しかし涙の量が不足してしまったり、涙の質が変化することで目全体に涙が行き渡らなくなると全体、もしくは部分的に目が乾いてしまい目の表面に傷などが付きやすくなってしまいます。

また涙で目が潤っていないと目の表面が滑らかな状態を保てないため光を綺麗に受け止めることができずに歪んで見えたりぼやけて見えるようになります。

また涙には殺菌効果もあるため目に入る汚れや細菌を撃退したり、涙として流れ出る事でそれらの汚れなどを目の外に排出する働きもあります。

また涙は目の栄養補給をしている側面もあるため、ドライアイが続くと目の栄養が不足する事態も考えられます。

冬は特に注意!

冬などは空気中の湿度が低く乾燥しやすくなっているため、当然ながらドライアイも発症しやすい環境と言えます。また家の中であっても、エアコンなどの暖房器具からくる風によって目が乾きやすくなるため、直接風の当たらない所に移動するなどの工夫をすることでドライアイにならないようにした方が良いでしょう。

冬は可能であれば加湿器などを使ったり、お風呂などにゆっくりと入ることで目の水分を補給し、涙が出やすく乾きにくい目に出来るでしょう。

放っておくと?

ドライアイで目がコロコロしたりボヤけて見える状態を放置すると思わぬ症状を引き起こす可能性があります。

ドライアイで乾燥した状態では目の角膜が傷つきやすくなっており、角膜のダメージによって目が充血したり痛みを感じる、物が見えづらくなったり光に過敏になるなどの症状が現れることもあります。

また角膜へのダメージが深刻になってくると角膜組織が壊死してしまう危険もあり、角膜混濁や視力低下などの症状が起きてしまいます。 涙は目を細菌や異物から守ってくれる働きをしているため、ドライアイの状態では細菌などの感染に対して無防備になってしまいます。

細菌性結膜炎などに掛かると目が充血したり異物感を感じる、場合によっては発熱や喉の痛みを伴うこともあり仕事や学業に支障が出る可能性が高くなってしまいます。

またウィルス性結膜炎の場合は更に危険で、感染力が高いため他人を巻き込んでしまう危険性もあるでしょう。症状も比較的重く職場や学校、家庭内での集団感染の危険性も有るため早めの対処が必要となります。

ドライアイを放っておくことでこれらのより重い問題を引き起こす危険性があるため、ドライアイはただ目が乾いているだけと簡単に考えず、しっかり対処して病気を予防するようにしましょう。