コラム
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目次
ドライアイの症状について
ドライアイは涙の分泌量が減少して目の表面が乾燥した状態を意味します。
人の目は常に涙が分泌され、表面が外気に直接触れるのを予防しているのです。ドライアイは目を守る涙が著しく減少した状態であり、炎症や傷などのトラブルに遭いやすくなります。
ドライアイの症状が進むと目のかすみをはじめとする視界不良の不具合に見舞われ、視力低下にいたる可能性も否定できません。
女性がドライアイになりやすい理由
女性の方がドライアイになりやすいと言われていますが、これは女性ならではの体質が関係していると言っても過言ではありません。
女性は女性ホルモンであるエストロゲンの分泌量が多く、逆に男性ホルモンであるアンドロゲンが少ないという体質です。目を守る涙には脂質が混ざっていますが、この脂質は涙の蒸発を防ぐ作用があります。脂質の割合はアンドロゲンの分泌量に影響されるので、女性は必然的に脂質が少なく、ドライアイになりやすいのです。
男性でも病気の治療を目的としたホルモン剤の投与でドライアイを患うことがありますが、これは薬剤の作用によってアンドロゲンの分泌量が減少したことに由来します。
ドライアイの緩和は生活習慣の見直しが最適
ドライアイの治療方法としてアンドロゲンを含むホルモン剤の投与がありますが、体への影響が大きい欠点もあります。
時間はかかりますが、生活の中における問題点を解消して少しずつ体質を改善させるのが最適な方法と言えるのです。
ドライアイの症状を緩和させるには目に負担をかけないことを心がけます。パソコンやテレビのモニターなど光を放つ物を長く見ていると、それだけ目に負担がかかってしまいます。約一時間ごとに十分ほどの休憩を取り、目を光の刺激から遠ざけるのが良い方法です。
また、空気が乾燥すると涙が蒸発しやすくなるので冷暖房の使い過ぎにも注意しなければいけません。コンタクトレンズの使用も目の乾燥に繋がるので、時間を短くするように努めます。 涙の分泌量が減少するとドライアイを患うリスクが増大します。
夜更かしや過度の飲酒、喫煙は体調不良を招きますが、その他にも涙の分泌量が減るという問題があります。
不健康な生活を続けると涙が減り、目の状態も悪くなってしまうのです。新陳代謝を活性化させて涙の量を増やすのがドライアイの予防に効果的な方法なので、不健康な習慣を排除して生活スタイルを見直すことが何よりも重要と言えるのです。
サプリメントや目薬による対処療法は一時的に目を湿らせるだけなので過度に期待してはいけません。