コラム

夜や夕方に目がかすむ…「夕方老眼」って?!

夕方老眼とは?

夕方になるとものがかすんで見えたり、モノが見えにくく感じたりする人が少なくありません。このように夕方になると、視力低下や目の不調を訴える症状のことを夕方老眼といいます。

昼間は何でもないのに夕方になるとモノが見えづらくなる、夕方になると目が乾きやすくなり痛みや重みを感じるなどの症状があれば、夕方老眼の可能性があります。

特に1日7時間以上、パソコンやスマホなどを見ることがある人は要注意です。

夕方老眼という名前から、高齢者がなりやすいというイメージがあります。しかし、仕事や日常生活でパソコンやスマホなどを使用する機会が増えた影響によって、老眼とは無縁の20代や30代といった若い世代でも夕方老眼になる人が増えているのです。

考えられる原因

一般的に老眼とは、ピントを合わせる目の調節力が衰えることで生じます。目の調整力とは、水晶体を支える毛様体筋という筋肉を使ってピントを合わせることです。加齢とともに、毛様体筋の筋力が衰えてくるため、ピントを合わせづらくなり近くのモノが見えにくくなります。しかし老眼自体は加齢による老化現象であるため、決して病気というわけではないのです。

しかし、仕事や日常でパソコンやスマホなどを近くで見続けることで、知らず知らずのうちに毛様体筋を酷使している状態となります。毛様体筋を酷使し続けると筋肉は硬くなり目の、やがて筋力は低下していきます。その結果、ピント調整力が衰えてしまいます。

さらに夕方になり周囲が暗くなると、目は瞳孔を広げて多くの光を取り込もうと働きます。すると、目の屈折率に変化が生じて、モノが見えづらい状態になります。これによって夕方に視力が低下するのです。そして夕方になると涙液が減りますが、これも夕方老眼を引き起こす原因といわれてます。

対処法

夕方老眼は、パソコンやスマホなどで酷使した目の疲労が抜けていない状態で起こります。そのため、疲れが溜まった老眼状態の目を休ませることが肝心です。

1日の作業が終わった夕方に、目に蒸しタオルをあててみると良いです。目の周りを温めることで、血流が改善し硬くなった毛様体筋をほぐす効果があるからです。蒸しタオルを数分程度目に当てると良く、リラックスすることもできます。 仕事の合間に目をリラックスさせることも夕方老眼には効果があります。

5メートル以上遠くを眺めるようにしたり、意識的にまぶたを閉じたりすることが重要です。

さらに夕方の涙液の減少も夕方老眼の原因であるため、意識的にあくびをするなどして目を潤すことも1つの方法です。