コラム

【花粉症の季節】目に現れる症状と対処法

花粉症によって目がかゆくなる、異物感があるなど、目になんらかの症状が起きてしまう人は少なくないのではないでしょうか。

目は様々な情報を得る重要な器官のひとつです。

ちょっとした違和感であっても、不快に感じてしまうでしょう。

少しでも目の不快な症状を和らげ、花粉症の季節を乗り越えるためにも、花粉症に対する基本的な知識と、症状の対処法を知っておくことが大切です。

 

花粉の飛ぶのはいつ?

花粉症の季節と言われるように、基本的には春と秋に多くの花粉が飛んでいますが、実は1年中花粉は飛んでいます。

地域や気象の条件によって飛散の状況は異なりますが、大体2月くらいから始まり、10月の終わりくらいまで異なる種類の花粉が飛んでいるのです。

花粉症の中でも、特にスギ花粉によるアレルギーを抱えている人が多く、春の時期に花粉症が出やすいという人は、スギ花粉が飛散しやすい日の特徴を覚えておくとよいでしょう。

例えば、気温が高く晴天な日や、数日高い気温が続いた日の後、空気が乾燥している日、風が強い日などは、スギ花粉が多く飛散すると言われています。

もちろん、時期であればこの条件に合致していなくても花粉は飛んでいるため、日ごろから花粉症の対策は怠らないように注意が必要です。

 

どうして目に症状が出やすい?

花粉症は人によって様々な症状が現れますが、目の症状を訴える人も少なくありません。

目に症状が出やすい理由はいくつかありますが、目の位置とその特徴によるものが大きく、多くの時間を外界と接しているため、花粉にさらされやすいという点や、表面が粘膜に覆われているため、花粉が付着しやすい点などが理由として挙げられます。

花粉に含まれるタンパク質が涙に溶けやすい性質もまた、目に症状が出やすい理由のひとつです。

花粉症によるアレルギー症状は花粉そのものが原因になるのではなく、花粉に含まれるタンパク質がアレルギー症状を引き起こすと言われています。

そのため、涙に溶けたタンパク質が目全体に広がることによって、症状が出やすくなってしまうのです。

また、目の結膜には、アレルギーに関わる細胞や血管が多く、炎症細胞と呼ばれる免疫システムが花粉と反応することにより、目のかゆみや赤みなどの症状が出てしまいます。

これらのことから、花粉によるアレルギー症状は特に目に出やすいので、しっかりとした予防と対処法が重要です。

 

対処法は?

花粉症を疑うような症状が現れたら速やかに眼科を受診しましょう。

まずは、眼科医に診てもらい、花粉症であると分かったうえで、自分に合った医薬品などを使用することが大切です。

毎年決まった季節に花粉症があるという人は、その季節が始まる前、つまり、花粉が飛散し始める前からアレルギー用の点眼や内服を始めるようにしましょう。

飛散し始めてから始めるよりも、ピーク時の症状を和らげたり、症状が出ている期間を短縮したりすることができると言われています。

 

花粉症を上手に乗り越えるために

花粉症による症状は、軽く済む人から生活に影響が出てしまう人まで様々で、人によって必要な治療法は異なります。

花粉症を疑うような症状があるのであれば、専門医へ受診するようにしたほうがよいでしょう。

重症度や体質に合った治療法を行うことによって、不快な症状を軽減させつつ、花粉症の季節を乗り越えることも可能になります。