コラム
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8~9歳で成人と同じ視力に!
人間の視力というのは、最初から発達しているわけではありません。物を見ることによって、視力はどんどんと成長してくるのです。
生後約4ヶ月前後で対象物の色や形が判断出来るようになります。そして、1歳になる頃には遠近感が備わり、近くや遠くといったことを認識出来るようになるのです。
そして、3歳になるまでに何かしらのトラブルがあった時には、もしかすると弱視になってしまう可能性があります。特にスマホなどは近距離で見続けるため、目の発達に大きな影響を与える可能性があります。
子供の視力の発達は、8~9歳で完成し、成人と同じ視力になると言われています。子供の目の健康を守るためには、3歳になる前がとても重要なのです。
大人の注意が必要
視力がまだ成長過程の時期に、長時間スマホの画面を見続けるということは、弱視に繋がることも考えられます。弱視になると、眼鏡やコンタクトレンズをしても、視力が出ることはなく、日常生活に不便を感じるということもあります。
子供の視力が発達している時期のスマホの扱いは、大人が注意をすることが大切です。たとえば、ゲームなどに夢中になって、スマホを長時間使用しないように時間制限を設けたり、できるだけ毎日は使わないように指導することも必要です。
子供は、楽しいことや面白いことを途中で止めることは、なかなか難しいものです。
スマホを使えないことでイライラする子供もいるかもしれません。周囲にいる大人は、スマホをただ禁止するのではなく、外で遊ぶなど他のことに注意を引き付ける工夫をすることも大切です。
早期発見が重要
スマホの使い過ぎで子供が弱視にならないためには、早期発見をすることがとても重要になります。
なぜなら、子供がまだ3歳になる頃なら、たとえ弱視になったとしても、適切な治療やトレーニングを行うことで、視力が回復する可能性があるのです。
ですが、小さな子供は、自分の視力のことを意識することはほとんどありません。たとえ視力が下がったとしても、そのことを親に伝えられない可能性があります。小さな子供の弱視を早期に発見するためには、定期的に視力検査を行うことが大切です。
子供の弱視を早期に発見するためには、日頃の行動を観察することも大切です。
日常生活を送る中で、子供が見えづらそうにしていたり、遠近感がつかめないといった時には、視力に異常が出ている可能性があります。子供の視力に少しでも不安を感じるという時には、早めに眼科医に相談することが大切です。