コラム
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長時間屋外で活動をした日の夜、目が充血したりゴロゴロする症状を感じたことはありませんか?
それは、雪目と呼ばれる雪眼炎かもしれません。
雪という名前から、冬限定の病気と思ってしまうかもしれません。
しかし、雪目は強い紫外線を浴びることによって発症する病気のため、外遊びが増える夏のレジャーでも注意が必要なのです。
目次
雪眼炎って何?
雪眼炎は、強い紫外線を受けることにより眼の角膜に傷がついてしまう病気です。
雪眼炎は、通称では雪目と言われることもあります。
雪眼炎になる原因は長時間、強い紫外線を浴びることです。
強い紫外線を浴びることによって角膜上皮の一部が剥がれてしまいます。
このときの角膜上皮は、小さな傷がたくさんついた状態になっています。
角膜上皮にはたくさんの神経があるため、痛みを伴う不快症状が現れるのです。
長時間強い紫外線を受ける状況としては、登山や海水浴などの夏の屋外でのレジャーが考えられます。
その他、スキーなどのウインタースポーツ時にも注意が必要です。
特に雪面では反射する紫外線が強いため、夏の晴れた屋外よりも強い紫外線を浴びてしまいます。
症状は?
活動をしている昼の間に眼に吸収された強い紫外線は、角膜に傷を作ってしまいます。
この症状を感じるようになるまでは、6時間から10時間程度かかるといわれています。
症状としては、眼がゴロゴロしたり、まぶたが腫れたりします。
眼が充血したり涙が止まらなくなったりすることもあるかもしれません。
これらの症状は、角膜上皮に傷が出来ていることが原因となります。
痛みが酷いときには眼科を受診しましょう。
我慢したり放置していると、最悪の場合、視力低下に繋がることもあります。
対策と予防
雪眼炎は事前に対策をする事ができる病気です。
夏であれば日傘や帽子、サングラスで直射日光を遮断しましょう。
紫外線はサングラスの横からも入り込むので、顔の形にフィットするようなものを選ぶとよいでしょう。
ウインタースポーツではサングラスの他、ゴーグルを利用するのも有効です。
雪山では曇りの日でも強い紫外線が降り注いでいるので、しっかり対策をしておく必要があります。
季節を問わずに対策をして眼を守ろう!
天気の良い日のお出かけは気持ちが良いですが、長時間、強い紫外線に晒される時には対策をしておくと安心です。
強い紫外線は眼に傷を作り、痛みを伴う症状を与えてしまう可能性があります。
眼を守り、視力低下を防ぐためには、日傘やサングラス、ゴーグルの活用が有効です。
日頃から眼の状態に興味を持ち、対策をすることで眼の健康を守っていきましょう。