コラム

太陽光に含まれる「バイオレットライト」とは?

バイオレットライトとは?

本などを読んでいると近視が進行してしまいますが、それを予防するのには屋外活動がよいといわれていました。

昔から屋外活動をしている人は近視になりづらく、多くの研究者が原因について調べていました。

2016年に慶應義塾大学の研究者がその原因を突き止め、バイオレットライトによって近視の進行が抑えられるという論文を発表しました。

陽の光は白い色をしているように見えますが、実際はさまざまな波長が合成されて作られています。バイオレットライトとはその中の紫色に見える成分を指していて、この波長の光を浴びると近視の悪化を防げるといわれます。

視力の問題に効果があるといわれるバイオレットライトですが、室内で使われる蛍光灯などの光には殆ど含まれていません。

太陽の光にしかない波長なので屋外活動をしていないと、特別な光を浴びるのは難しいです。

バイオレットライトを浴びると・・・??

近視を抑える効果があるといわれるバイオレットライトですが、なぜそのような事ができるのかというと理由があります。

人間がこの光を浴びると体内にあるEGR1の遺伝子が活性化されて、近視の問題が良くなるといわれています。

遺伝子の中には近視を抑制するものも存在していて、その一つがEGR1です。バイオレットライトはこの遺伝子に対して強い影響を与えるので、屋外活動をして浴びると近視の状態を抑えられます。

過剰に太陽光線を浴びるのはあまりよくないですが、適度にバイオレットライトを浴びていれば近視の問題に効果があります。

実験でも効果があると認められている特別な光は、視力の悪化を防げる特別な方法として評価されています。

本格的な研究はまだ始まったばかりですが、いずれ視力を改善できる特別な方法が見つかる可能性もあります。

まとめ

屋外活動をすると視力の進行を抑えられる、その理由としてあるのがバイオレットライトです。

ただ具体的にどの程度効果があるか正確には分かっておらず、十分に視力を改善できるかはっきりしていない所もあります。

現状効果があるといわれているのは若い人で、子供にはバイオレットライトは役に立つといわれています。

しかし大人の場合はどの程度効果があるか分かっていないため、これからの研究によって効果があるか確認されるでしょう。

太陽の光を浴びるだけで視力の悪化を抑制できる便利な方法は、近視の方が増えている現代では効果的な方法として期待されています。

バイオレットライトのために特別に加工されたガラス製品の研究も行われているため、将来は視力対策に使える製品が多く販売されるかもしれません。